レーザーで紙を切断すると焼けてしまうと思われる方が多いようですが、薄めの厚紙程度あれば綺麗に切断することができます。今日は一般のコピー用紙をレーザーでカットしてみたいと思います。
バーサレーザー2.30の加工エリアは406×305です。これは、A3の用紙サイズとほぼ同じなのでそのままで使用しました。
下の写真は、紙へのカットの最中です。
レーザードライバーから紙加工用の条件を選択するだけで、煙もほとんどなく綺麗に切断ができています。
加工中のドライバーの画面です。現在加工している場所がドライバー上でも確認ができます。
完成
拡大イメージ。(クリックで大きく表示できます)
細かい部分もつぶれがなく綺麗に仕上がっています。
今回は、25ワット加工機を使用し、加工条件はレーザー出力(Power) 50%、スピード(Speed) 75%、PPI(パルス密度) 1,000 エアーは吹かずにカットしました。(集塵機有り)
A3サイズとほぼ同じサイズで加工時間は9分16秒でした。
手作業で切り抜くには大変ですが、レーザー加工では細かいところまできれいに切り抜くことが出来ます。より細かい形状を切断する場合には、1.5インチレンズの使用がお勧めです。(2.0インチに比べてレーザーの加工幅が小さくなるため)
また、データはドライバ上に履歴(最大2,000)として記録されるため、次回からはスタートボタンを押すだけで誰でも簡単に同じものを仕上げることが出来ます。