アクリルへの彫刻は、レーザー加工で最も人気のある加工のひとつです。
アクリル材料には、押し出し成型のタイプとキャストタイプの二つの種類がありますが、レーザーによる彫刻を実施する場合は、キャストタイプのアクリルを使用する必要があります。押し出しタイプのアクリルを使用すると彫刻面が白くならずに、彫刻跡が見えないという状態になることがあるので材料購入時には注意が必要です。一般的に、キャストアクリルの方が値段が高いですが・・・。
今回は、画像データの彫刻なのでHPDFOレンズを使用して、密度も1000の設定で加工しています。加工時間はかかりますが、加工仕上がりが非常に綺麗です。また、エアーで防火対策を取りながらの加工を行っています。アクリルの臭いはケミカルで強い臭いが発生しますので、アクリルに対応した集塵脱臭機が必要になります。
再生時間:5分20秒