今回は、レーザーカッターで定番の木札を作って見ます。
まずは、いつものようにデータの準備からです。
標準テーブルにA3の用紙を置きました。
レーザーカッターは、用紙へのレーザーマーキングも可能ですので、
今回はこの用紙の上に実際に加工する木札を載せて加工します。
用紙は、治具の代わりに使用するというわけです。
参考までに用紙の加工条件を載せておきます。
VLS2.30-25W 1.5インチレンズ・エアー無し・集塵機有り
ラスター加工:Power :19%、 Speed :100%、 PPI: 500、 DPI: 5
いつものアウトラインだけの位置合わせと違い、仕上がりもイメージできます。
焦点は始めに加工した用紙の上から合わせてありましたので、このまま加工すると木札に
対しては、焦点が近すぎてしまいます。
ですから、ここでもう一度木札から焦点合わせを行います。
また、エアアシストコーンを装着していた場合など、近すぎて素材にぶつかる危険もありますので、
注意が必要です。
木札から焦点を合わせれば、加工準備OKです。
加工をスタートさせました。
今回は、ローズウッドという木材を使用しました。
サイズは、16mm×53mmです。
完成しました。
お祭りやお寺でよく見かけますが、実はこんな作り方だったんですね。
左右が対象になっていることが、結構ポイントです。
用紙へレーザーマーキングしたものと、比べて見ました。
いつものように、今回の加工条件を記載いたしますので、参考にして見てください。
VLS2.30-25W 1.5インチレンズ・エアー無し・集塵機有り
ラスター加工:Power :100%、 Speed :100%、 PPI: 500、 DPI: 5
加工時間:3:42