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加工事例 - アクリル・プラスチック

プラスチック・アクリル

アクリルへのレーザー加工は、トロフィーや、フォトフレームへの利用から始まり、オブジェや、写真データの加工まで様々な用途に利用されています。
レーザー彫刻が可能な様々な素材の中でも、透明度が高くその仕上がり具合の美しさは際立っています。

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プラスチック・アクリル加工のワンポイントアドバイス

アクリルには押出しタイプとキャストタイプの二つの種類があります。この違いにより、加工結果が異なります。
キャストの場合、レーザー彫刻面が白くなるので、サインや写真データの彫刻など、アクリルの加工面を目立たせたいものに適していますので、ギフト商品などに利用されています。
なお、一般的には、キャストアクリルの方が価格が高くなります。
押出しの場合、レーザーでの彫刻面が白くならないので、文字や形の切り抜きに適しています。

キャスト
 
押出し
レーザー彫刻面が白化するので、写真データも綺麗にマーキングできています。   レーザー跡が白化していないため、写真データ部分が全く目立ちません。
 

また、キャストアクリルを使用して写真のデータなどを加工する場合、アクリルの裏面にデータを反転させて画像を彫刻することもできます。
こうすると写真データがアクリルの中に浮かび上がったかのような加工ができます。

加工後、アクリルを磨く場合はアクリル専用の磨き布を使用しましょう。ペーパータオル等を使用するとアクリル表面に傷がつき、表面にサンドペーパーをかけたように白く濁ってしまいます。
アルコールを含むクリーナーの使用も辞めましょう。速乾性のクリーナーは、アクリルにヒビが入る原因になります。

アクリルの切断には、ハニカムテーブルが適していますが、高い出力で切断を行うとテーブルから反射したビームでアクリルの裏側にハニカムの跡が残ってしまう場合があります。
それを防ぐには、ハニカムテーブルの上に冶具などを置き、テーブルからアクリルを浮かせた状態で加工すると反射によってアクリルを傷つけることがなく加工ができます。

集塵機:アクリルの場合、木材とは異なる臭いの種類になる為、一般的に同じ集塵機で対応することが難しい素材です。
主に加工するのが、アクリル系なのか、木材系なのか購入前に考慮することが望ましでしょう。

二層板

レーザー彫刻にてネームプレートを製作する際にもっとも適した素材がこの二層板です。
これは、上板と下板が異なる2色の板で構成されていて、上板にレーザー加工を施すと下板の異なる色が見えるのであたかも加工跡に色を入れたかのように見える板のことです。
マンションプレートや表札、ネームプレートやペットタグなど様々な用途に利用できます。

  • レーザー加工二層板
  • レーザー加工二層板
  • レーザー加工二層板
  • レーザー加工二層板

上板、下板の色や風合いには様々なタイプのものがありますので、お客様のニーズにあわせて素材をお選びください。
集塵機の必要性:必要
エアー:必要
ハニカムテーブル:推奨(切断時)

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